整ったものを観ると心が落ち着くのは人の常。外界に視える世界は、その人の心が投影してるだけと云いますが、逆も然りでしょうね。外側に視えるものが、心に作用する。どちらが先かと考えると、まさに禅問答の世界。 夏の影を落とした枯山水 秋は落葉するイ…
あじさいの時期に必ず訪れるのが妙法寺。 ここのあじさいのおかげで雨の日が待ち遠しいほど。あじさいは雨じゃないとね。 早朝だと雨音の隙間を縫うように、お堂からお経の唱和が聞こえてきて厳粛な気持ちで花を鑑賞できます。 自分にとって、初夏の訪れを告…
東京のヘソと呼ばれる大宮神社。なぜヘソなのか?長年疑問に思ってましたが、東京の中心に位置するからだそうですね。で、そこの湧き水。 御神水となるとご利益に目が行きがちですが、それはさておき、神社から湧き出る水を汲ませていただくだけで大変ありが…
井の頭池の西南側、弁天池と呼ばれる一角に浮かぶ小島に建つ井の頭弁財天。豊かな自然に囲まれたその朱色のお堂が四季の風景と融合し、年間を通して何度でも訪れたくなるスポット。 そこの地蔵菩薩さま。背景に噴水をたたえ、その透き通った水音とあいまっっ…
ゆらゆらとゆらぐモノはいつでも人の心を落ち着けてくれます。 季節の光を受けキラキラ光る水面の下で優雅に泳ぐ鯉もそのひとつ。 この神池庭園ではベンチに腰かけてそんな鯉の姿をゆっくり鑑賞できます。 鯉は個体によって色もデザインも全く違うので、ずっ…
都内有数の花手水(はなちょうず)スポット法輪寺。 各メディアで取り上げられる有名なお寺ですが、はじめそうとは知らずに、向かいの穴八幡にお参りした後にふと立ち寄ったのがきっかけでした。 山門に続く階段に風鈴が揺れてたんです。 近寄ってみると、花…
毎年夏に開催される目黒雅叙園の「和のあかり×百段階段」展。その豪華さから、かつて“昭和の竜宮城”と呼ばれた目黒雅叙園。その宴会場7部屋に様々なジャンルのアーティストの作品が展示されるこの展覧会。 そしてその7部屋を繋いだのが100段の階段廊下。(…